認知症のある方の在宅支援では、医療や生活支援など、それぞれの役割を分けながら関わることが重要になります。
その中で、「デイサービスに行く予定だったのに、朝になって行きたくないと言い出し、そのまま行けなかった」というケースは珍しくありません。
ご本人の気持ちや体調の変化によって、その日の予定が大きく変わることも多く、ご家族にとっては大きな負担となる場面でもあります。
朝の拒否で起こる現実的な困りごと
デイサービスを利用することで、ご家族は仕事に行ける、外出できるなど、日常生活のバランスを保っています。
しかし、当日の朝に「行きたくない」と拒否があった場合、
・急遽仕事を休まなければならない
・予定していた外出ができなくなる
・一人にしておくことへの不安がある
といった現実的な問題が発生します。
無理に行かせないという選択
認知症のある方に対して、無理に外出を促すことがかえって不安や混乱を強めてしまうこともあります。
そのため、その日の状態に合わせて無理に行かせないという判断も、支援のひとつとして大切であると考えています。
自費サービスでできる長時間見守り支援
このような場面において、自費サービスでは長時間の見守りや在宅での支援を行うことが可能です。
・自宅での見守り
・必要に応じた声かけや軽い支援
・ご本人のペースに合わせた関わり
など、その日の状態に合わせた柔軟な対応ができる点が特徴です。
どのように対応するか
当日の状況によっては、予定していたデイサービスに行けないこともあります。
そのような場合には、ご本人の状態や気持ちを確認しながら、無理に予定を進めるのではなく、その日その時に合った関わり方を考えていきます。
自費サービスでは、在宅での見守りや付き添いなど、その日の状況に応じた柔軟な対応が可能です。
一方で、基本的にはその日の状態に合わせて対応を行っていますが、
・転倒のリスクが高い場合
・強い拒否や興奮がみられる場合
など、状況によってはその場で対応方法を見直すこともあります。
無理に支援を続けるのではなく、安全面を優先しながら、その方にとって無理のない関わり方を考えていきます。
その日の状態に合わせた支援を考える
認知症のある方の支援では、「毎回同じようにいく」とは限りません。
その日の体調や気分によって状況が変わるため、予定通りに進めることよりも、その日の状態に合わせて支援内容を調整することが重要になります。
その方にとって無理のない形で過ごせるよう、その時々に応じた支援を大切にしています。
まとめ
認知症のある方がデイサービスに行けない日というのは、決して特別なことではなく、日常の中で起こり得る出来事です。
そのような場面において、自費サービスによる長時間の見守り支援は、ご本人にもご家族にも無理のない選択肢のひとつとなります。
今後も状況に応じて、無理のない形で安心できる支援につなげていきたいと考えています。