本日、居宅介護支援事業所の主任ケアマネジャー様とお話する機会をいただき、日々の支援の中で感じておられる課題や現場の状況について伺いました。
今回は、その中で印象に残ったお話と、あらためて感じた在宅支援のあり方についてご紹介します。
在宅支援で実際にあったケース
お話の中で、印象に残ったケースとして、
要介護4のご主人と、自立されている奥様の高齢者世帯において、
奥様が外泊を希望されたものの、ご主人がショートステイの利用を強く拒否されたという事例がありました。
その結果、ご家族は在宅での見守り対応として、家政婦的な支援を依頼する形で対応されたとのことでした。
このように、制度内のサービスだけでは対応が難しい場面が、実際の現場では起こっています。
サービスがあっても利用につながらない現実
在宅生活を続けていく中で、
・本人の希望
・家族の状況
・利用できるサービス
これらのバランスがうまく取れない場面は少なくありません。
「サービスはあるが利用できない」「利用したくない」という状況では、結果的にご家族の負担が大きくなってしまうこともあります。
この仕事を始めた理由
今回の訪問の中で、「なぜこの仕事を始めたのか」というお話にもなりました。
日々の生活の中で、「ただ生きる」だけではなく、
その人らしく過ごす時間や、楽しみを持てる時間も大切ではないかと感じています。
また、在宅で過ごす時間を少しでも長く持てるようにするためには、
ご本人だけでなく、ご家族にとっても「支えがある」という安心感が必要になる場面もあります。
現場で感じてきた違和感
これまでの経験の中で、
施設では「安全に過ごすこと」が重視される一方で、
利用される方の中には「多少のリスクがあってもやりたいことがある」という思いを持たれている方もいらっしゃいます。
そのため、
・安全を重視する側
・その人らしさを大切にしたい側
の間に、ズレが生まれる場面もあると感じてきました。
まとめ|在宅支援に求められる柔軟な関わり
在宅支援の現場では、制度やサービスだけでは対応しきれない場面がある一方で、
ご本人やご家族の思いに寄り添った支援が求められる場面も多くあります。
今後も状況に応じて、無理のない形で安心できる支援につなげていきたいと考えています。